立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科(立教大学ビジネススクール)についての入試、プログラムと費用について

立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科(立教大学ビジネススクール)について

立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科(立教大学ビジネススクール)とは

立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科とは東京都豊島区西池袋にキャンパスを構える立教大学の経営大学院で、立教大学ビジネススクール(RBS)と呼ばれていることもあります。

2002年に社会人のためのMBAコースとして開設され、創造的な事業を構想し、専門化した各職能(機能)を有機的に束ね、持続可能な組織を構築する「ゼネラリストのスペシャリスト」である「ビジネスクリエーター」の育成を目的として、1000名を超える人材を輩出してきました。

授業は平日夜間と土曜に開講され、社会人が学びやすい教育環境です。

21世紀のグローバル化した社会経済にあって、世界は地球規模の構造転換に直面しています。

このような混迷の時代こそ、社会に新たな可能性を発見し、それに具体的なかたちをあたえ、未来を創造する本当のイノベーションが求められています。

イノベーションの担い手となる人材こそ、ビジネスデザイン研究科が育成する「ビジネスクリエーター」です。

ビジネスデザイン研究科は、ビジネスの専門知識の修得に止まらず、多様な専門知識を総合する創造的能力を養成することを重視しています。事業を構想する創造力はビジネスを鳥瞰する知識の幅と奥行きによって涵養されます。

既存の大学院やビジネススクールとは異なり、ビジネスデザイン研究科は新たな社会環境を創造するビジネスを「デザイン」する人材の育成を目的としています。

基本情報

学校名 立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科
(立教大学ビジネススクール:略称RBS)
プログラム 夜間
入学試験時期 10月、2月
入学試験内容 一般入試:書類審査、面接
入学倍率 2021年度:1.29倍
※入学倍率は弊社調査によるもので実際とは異なる可能性もございます。
国際認証 なし
ゼミ活動 あり
修士論文 リサーチ(論文)かプラン(事業計画)を選択
平均年齢 20代:16,7%、30代:23.3%、40代:36.7%、50代:21.7%、60代:1.6%(2021年4月時点)
男女比 7:3(2021年4月時点)
学費 2年制:2,314,500円
住所 〒171-8501 東京都豊島区西池袋3丁目34−1

電話番号 03-3985-2220

URL https://business-school.rikkyo.ac.jp/index.html
※最新情報については上記公式サイトからご確認下さい。

特徴について

立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科について

充実した入門科目と多様な専門科目

ビジネスシミュレーションとビジネスデザイン(ビジネスプラン)をコア科目に、論理的な戦略的意思決定能力と創造的な事業構想力を養成し、経営の専門知識とスキルを磨く科目群を用意しています。
ビジネスシミュレーションは経営学についてあまり詳しくない方がビジネススクールで学んでいくのに必要な知識や経験を凝縮したような授業になっています。
前半の7週間で企業の経営陣としての戦略的な意思決定、創造的な経営判断についてを学び、後半の7週間では前半の期間で培った様々な知識とスキルを活用し、実際にビジネスプランを作成していきます。

履修しやすい授業スケジュール

ビジネスデザイン研究科の授業は平日夜間と土曜日に開講されています。平日は18:30~21:55、土曜日は9:00~18:50を中心に授業が編成されています。
図書館は22時30分、院生室は23時まで開室しているので遅くまで勉強に励むことも可能です。

自由度の高い科目選択と目的に合わせた知識修得

ビジネスデザイン研究科のカリキュラムでは、入門科目や専門科目は、修得したいスキルや学びたいテーマごとに関連する科目群から構成される「モジュール」として編成され、目的や興味に応じて履修を進めることができます。

池袋駅徒歩7分!学習密度を高めるアクセスの良さ

ビジネスデザイン研究科は池袋駅から徒歩7分という利便性の高い立地で、社会人の皆さんの学習の密度を高めます。

多様なネットワーク形成

ビジネスデザイン研究科では、研究科全体で約200名の学友に出会うことができます。
社会で活躍する修了生が、授業内で講演することもしばしばです。
また、同窓会組織が修了生間のつながりを維持するためのさまざまなイベントを実施しています。
ビジネスの機会が得られたり、ビジネスパートナーと出会ったり、この人的ネットワークという資産から、さまざまな恩恵を享受できるのではないでしょうか。

入試について

入試について

RBSでの入学試験は10月、2月と年2回となっています。
試験は【第一次選考】書類審査、【第二次選考】面接といった流れです。
RBSの書類審査は課題エッセイが求められており、以下のようなことが聞かれます

あなたは大学院で修得する知識やスキルを、ご自身の現在の業務やこれからのキャリアデザインにどのように活かしていきたいと考えていますか。実務経験のなかでの具体的な課題を取り上げ、本研究科への志望動機と関連づけて述べなさい。

また、合わせて共通課題から一つ選択して解答します。

例:新型コロナウィルスをはじめとする大きな外部環境に変化によって、事業領域の転換を求められる企業が増えていますが、事業領域の転換はこれまでの事業活動を否定する要素もあるため実現は容易ではありません。円滑に事業領域の転換を進めるにはどのような取り組みが必要でしょうか。トップマネジメントもしくはミドルマネジメントの視点からあなたの考えを述べなさい。

面接は3名の教授によって近年はオンラインで行われることが多く、20分程度で提出した課題エッセイを中心に聞かれることとなります。

入試対策について

面接対策は提出した課題エッセイを元に聞かれることとなりますので、上記で記載したことを論理的に答えられるようにしておきましょう。
参考:立教大学ビジネススクール 入学試験・入試要項

プログラムと費用について

2年制で2,314,500円となっています。
また、各種奨学金や教育訓練給付金の支給が適用される場合もありますので、入学前に該当するものはないか調べてみても良いと思います。

授業内容について

教員の授業スタイルは多種多様です。
ケースメソッドを利用した授業もありますが、他のビジネススクールと比べると講義形式の授業が多いと言えます。
グループでのプレゼンをする機会も多く、調査・分析や資料作成を交えて活発に議論を行うことも多いです。
また、教科書や本の要約を行う授業もあります。

ゼミ活動

2年目からゼミ活動として専属の教員が付いた上での講義があります。
修士論文はリサーチ(論文)かプラン(事業計画)を選択できるため、自分にとって研究したい内容のゼミを選定も可能です。
在学生はもちろん、OBOGや後輩との繋がりなど重要なネットワークコミュニティになるのは間違いありません。

オンラインへの取り組み

新型コロナウイルスの感染拡大を背景にオンライン授業への移行もしてきました。
オンライン授業と対面形式での授業のハイブリッド形式にて行われています。
平日の通学が難しい方にもオンラインであれば通いやすい方もいると思いますし、対面でグループワークを行いたいという方にも対応していると言えるのではないでしょうか。

評判について

サービス業の方が半分ほどを占めており、製造業やIT、運輸業など幅広い業種で活躍するビジネスパーソンにマネジメントプログラムを提供しており、マネジメント層を中心に人気があります。
仕事での立場も経営者や医療従事者、会計士や社会保険労務士など様々で、RBSで形成される多様な人材のネットワークはクリエイティビティを促進するのではないでしょうか。

学生について

学生は日本人が多く、男女比率は7:3くらいです。
基本的には就業経験2年以上が入学要項として設けられており、30〜40代のミドルマネジメント層が中心です。

立教大学ビジネススクール学生について

また、様々な年代の多様なバックボーンを持った学生同士の議論はあらゆる角度から検証し強固なものとしています。
普段のお仕事における役職は関係なくフラットに議論できる環境ですが、特に実務経験の長い学生からの意見は教科書では学ぶことの出来ない現場の生の声を伝えていることが多いと言えるでしょう。

卒業生の進路について

企業派遣の方は派遣元の企業に戻る場合が大半ですが、授業を共にする仲間に刺激されて在学中に転職する学生や、起業を志す学生も見受けられます。
ただ、年次にもよりますが他のビジネススクールと比べると転職をする方の比率はそこまで高くないようです。

おすすめの方

RBSでは2年生コースのため、同期入学の方などと深いコミュニケーションを通じてネットワークの幅が広がると思います。
実践的な教育環境の提供に定評があり、マネジメントやリーダーシップに関心がある方にピッタリの学校と言えるのではないでしょうか。
また、ビジネスクリエーター育成のためにビジネスシミュレーションとビジネスデザインをコア科目にしており、経営の専門知識とスキルを磨きたい方に人気があります。

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