合格者様の声 丹羽 一与さん 早稲田大学ビジネススクール

合格者様の声 丹羽 一与さん 早稲田大学ビジネススクール

丹羽 一与さん/早稲田大学ビジネススクール

プロフィール

お名前 丹羽 一与さん
ご経歴 大手法律事務所でパラリーガル職を経験した後、ベンチャー企業に転職し、広報室の立ち上げを担う。現在は教育IT(EdTech)企業にて広報部長としてIRも担当。
合格校 早稲田大学大学院 経営管理研究科(早稲田大学ビジネススクール)
夜間主総合2023年度入学

合格者様の声 丹羽 一与さん

 


 

ビジネススクールを目指そうと思った理由

私は、PRとIR(Investor Relations/投資家向け広報)の知見を併せ持つコミュニケーション領域のプロフェッショナルとして、マネジメントと市場・メディアの双方に近い立場で、企業戦略の検討プロセスに携わり、企業価値の向上と透明性の高い会社作りの一助となることを目指しています。

IRの実務経験から、機関投資家、特に海外投資家との面談では決算などの会計面だけではなくマーケティング・営業戦略、ファイナンス、人材育成など会社経営のあらゆる面を問われることを実感しました。

これまでは書籍や勉強会を通して、IRの実務に関する知識やノウハウを断片的に身に着けてきましたが、IR担当としてプロの投資家と同じ目線で対話を行い、本質的なIR戦略を立案できる人材となるためには、より上流の概念である会社経営全般を学ぶ必要があると感じ、ビジネススクールを目指そうと思いました。

 

学校の選定理由

上述の通り、PRとIRを強みとするプロフェッショナルになるというキャリアゴールを掲げており、1年次に経営層に必要な幅広い知識を習得し、2年次にゼミを通じて専門分野を深く学ぶことができるプログラム内容に魅力を感じました。

また、学んだことを知識だけでなく実務に活かしたいと思う一方で、私自身が事業部ではなくコーポレート部門のキャリアであり、様々な企業のケーススタディだけではなく俯瞰的な理論もしっかり学びたいと考えました。

そのため、実務とアカデミックの両立を強みとする早稲田大学ビジネススクールを志望しました。

 

予備校に通おうと思った理由

研究計画書のドラフトをいつまでに仕上げて小論文はどのような頻度で取り組むかなど、スケジュール感を掴むにも一人では分からない部分が多く、不安がありました。

また研究計画書や小論文などのアウトプットは、早い段階から第三者の視点で見てもらった方が、より精度の高いものができると考えました。

 

MBAゼミナールに決めた理由

大手予備校とは異なる少人数体制で、一人ひとりに細やかなサポートをいただける点に魅力を感じました。

実際に始まってみると、対策講座の時間帯だけでなく頻度や回数も、受講者の状況に応じてフレキシブルに対応いただけてとても良かったです。

また、講師の人柄も決め手となりました。

画一的なアドバイスではなく、私自身の個性を理解していただいた上で相談に乗ってくださる点が心強いと感じました。

 

入試対策について

入試対策を始めたのは研究計画書を提出する3ヶ月前くらいからでした。

まずは研究計画書のストーリーラインを固めることに時間をかけ、徐々に志望する学校のフォーマットに沿うように仕上げていきました。

その後1次試験に合格してから面接対策に取り組みました。

 

1、研究計画書
まずは自身の経験の棚卸しを行ってから、ストーリーラインを組み立てました。

これまでに直面した課題に対して、自分なりに考えて取った行動、得られた成果、新たに見つかった課題、などの要素を思いつく限り書き出しました。

その上で、実績→キャリアゴール→志望理由→研究テーマが一つの流れとしてまとまるように、要素を何度も組み立て直しました。

きれいなストーリーラインにまとめるのに一番苦労しましたが、ここが決まれば面接も筋の通った話ができるので、頑張りどころだと感じます。

2、筆記試験
最初の1~2問は問題の雰囲気を掴むことを目的に、PCに打ち込む形で過去問を解きましたが、それ以外は全て手書きで練習しました。

タイピングと違って手書きは文字数の感覚を掴むのが難しいですが、2~3本書けば慣れてくると思います。

対策を始めた時期について、例えば週に一本ペースで3ヶ月かけて準備する場合もあると思いますが、私の場合は、日々の仕事と両立しながら緊張感を長く継続する自信もなかったので、本当に集中したのは研究計画書を提出した後の1ヶ月間で、そのかわり2~3日に1本のペースで書く練習をしました。

3、面接
筆記試験が終わってから改めて、これまでやってきたことと将来のビジョン、そのためになぜMBAが必要かを自分の言葉で話せるように練習しました。

模擬面接は大変役に立ちました。

1回目の練習では自分の詳しくない領域について話してしまって突っ込まれ、しどろもどろになる経験をして、自分の土俵に話題を持っていくことの重要性に気づきました。

もし本番で同じ回答をしていたら不本意なままタイムアップとなった可能性が高く、練習で失敗しておいて本当に良かったです。

3回の練習で徐々にブラッシュアップし、本番ではスムーズに受け答えできました。

 

受験をしてみて感じたこと

特に小論文と面接はとても緊張して、前日もよく眠れないほどでした。

仕事でもこんなに緊張することは少ないかもしれません。

その分、合格した時の喜びはひとしおで、仕事での成果とはまた違う、学生時代に戻ったかのような達成感がありました。

また、受験の過程で自分と向き合い、なぜMBAで学びたいのか見つめ直すことができたので、入試がある学校を選んだことは正解だったと思います。

 

合格の決め手

研究計画書は第三者の視点でアドバイスをいただきながら書き直していったので、最初のドラフトに比べると、見違えるほど整理された内容で提出することができたと思います。

小論文と面接も最初は不安でしたが、試験会場を出る時には全力を出し切ったという思いで、結果はどちらでも良いと思えました。

準備してきたことはとても役に立ちましたし、悔いの残らないように取り組めば結果はついてくるのかなと感じました。

 

これから受験予定の方へ

実は、私はMBAに興味を持ち始めてから、実際に受験を決意するまで1年かかりました。

おそらく多くの皆さんと同じように、仕事と勉強との両立に不安があったためです。

決め手となったのは、一足先にビジネススクールに入学した先輩に言われた「受験してみて、もし受かったら縁があったものと思って頑張ればいい」という一言でした。

その言葉に背を押される形で、たしかに経験してみないと分からないことはあまり考えすぎず、まず挑戦してみようと思えました。

実際に受験してみたら、自分を見つめ直す良い機会になりましたし、合格したからには頑張るしかないと腹をくくることもできたので、同じ言葉を私も贈りたいと思います。

千里の道も一歩から。

ビジネススクールでの学びや学友との出会いは一生の宝物になると聞いています。

ぜひ勇気を持ってその一歩を踏み出していただければと思います。

 

 

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