合格者様の声 小暮 哲平さん 早稲田大学ビジネススクール

合格者様の声 小暮 哲平さん 早稲田大学ビジネススクール

小暮 哲平さん/早稲田大学ビジネススクール

プロフィール

お名前 小暮 哲平さん
ご経歴概要 2015年に大学院を卒業し、大手通信会社へ入社。入社してから9年間、主にエンジニアとして、システム開発やプロジェクトマネジメントなどに従事しつつ、近年はサービス企画にも携わっている。
合格校 早稲田大学大学院 経営管理研究科(早稲田大学ビジネススクール)
全日制グローバル2024年度入学

合格者様の声 小暮 哲平さん

 


 

ビジネススクールを目指そうと思った理由

私は入社してからこれまでずっとエンジニアとして業務をしており、今までの業務を通じて、IT関連の知識や技術に関しては成長を実感できる一方で、経営戦略やマーケティング、組織マネジメントやリーダーシップといった能力の不足を感じておりました。

近年、クラウドコンピューティングやAIをはじめとするデジタル技術の進化はめざましく、これらの革新的な技術はあらゆる分野のビジネスに大きな影響力を持ちます。

そのため、今後もビジネスを継続していくためには、エンジニアリングとビジネス、両方に専門的な能力を持った人材の必要性を強く感じております。

そして、そのような人材になることを目指し、自らに足りない能力を補う手段としてビジネススクールに通い、MBAを取得しようと考えました。

 

学校の選定理由

早稲田大学を選んだ理由は MOT(Management of Technology)を学べるカリキュラムや、専門としている教員が在籍している学校の中で、全日制がある国内の唯一の大学院であったからです。

自社が所属している業界、自身の強みであるIT技術や知識を活かすことを考えた際、MBAの中でも、技術を中心としてビジネスを考えるMOTが自身に一番適していると考えました。

さらに、私は今回ビジネススクールを受験するにあたって、会社から2年間の通常業務免除と学費負担という支援をいただけることになり、与えられた支援を最大限活かすために全日制であることは必須と考えておりました。

この二つの条件に最も当てはまるビジネススクールは早稲田大学ビジネススクールでした。

 

予備校に通おうと思った理由

大学院で学び、できるだけ早く会社や社会に貢献したいので、1年でもロスすることはお金以上の損失だと考え、そのために利用できる手段をフル活用しようと思い、予備校を利用しようと考えました。

 

MBAゼミナールに決めた理由

志望校である早稲田大学ビジネススクールの合格率を予備校の中で比較し、最も優れていたことが一番の理由です。

さらに、費用も安かったという点もありました。

合格率に関しては各予備校で分母が異なるため、比較が必ずしも正しくないとは思いましたが、早稲田大学ビジネススクール出身の講師の方がおり、少人数制であったことも魅力と感じた部分でした。

加えて、入校前の相談の中で大学の情報や選定など、とても親身に相談に乗っていただいたという点も大きかったです。

 

入試対策について

ビジネススクールへ通うこと、第一志望を早稲田にすることは4月の時点で決めたので、その時点で予備校に入学し、対策を始めました。

4月から6月の間は筆記試験対策※1と語学試験(TOEIC, TOEFL iBT)対策をしておりました。

なお、全日制グローバルにおいて、語学スコアは任意ですが、出しておくに越したことはないと思います。

※1: 2023年4月時点では、早稲田大学の入学試験で筆記試験がなくなることが明らかになっていませんでした。

 

1、研究計画書
4月に早稲田大学ビジネススクールを第一志望にした時点で、ビジネススクールの志望理由、研究テーマはある程度決めていたので、それらを具体的に文章にする工程を6月末頃から取りかかり始めました。

研究計画書作成はMBAゼミナールで教わったことに加えて、書籍や過去の合格者の計画書を参考にしたりしました。

大半の受験生にとって、一番時間がかかると思うのはおそらく研究テーマだと思います。

ある程度研究したいテーマを自身で定めつつも、先行研究を調査するのは非常に時間がかかるので、できるだけ早く取り組む必要があります。

修士卒の方は経験があると思いますが、自身の専門外の論文を読むことに最初はかなりハードルがあります。

慣れない間は要旨と序論、結論だけでも読み進め、徐々に全部読むといった流れで進めていきました (さらにChatGPTを上手く活用すると、いい感じで翻訳して要約してくれるので便利でした)。

人によってはかなりの苦行だとは思いますが、真面目に取り組めばとても勉強になるので、非常に有意義であったと私は感じています。

2、面接
11月上旬に秋入試1次の結果が発表され、そこから3週間取り組みました。

基本的には研究計画書を振り返りつつ、MBAや志望校を選んだ理由、研究テーマなどを1~2分程度で話せるように練習することを繰り返しました。

PCの録画機能で自己練習しつつ、MBAゼミナールで3回、職場の上司や同僚に2回、合計5回模擬面談練習をしました。

無くて七癖とも言われるように、大抵の人は無意識で何らかの癖があり、録画を振り返ったり、人に指摘してもらうことで、そのことがよくわかりました(私は目線が散ること、”あー“とか”えーと..”と言ってしまうことが多いこがよくわかりました)。

人によって異なるとは思いますが、私の面接は非常に和やかで、時々笑いも起きるような雰囲気でした。

面接の雰囲気は、担当される教員の方や人によって異なるとは思いますが、しっかりと準備し、余裕を持つことが非常に重要に感じました。

 

受験をしてみて感じたこと

ビジネススクール受験に向けて準備をする過程で、色々なことが得られました。

研究計画書を作成や小論文対策をする過程で、多くの書籍や論文を読み、経営理論などの新しい知識を得ることができました。

予備校を通して、ビジネススクールを目指す多様な業界の方々と知り合い、意見や考えをいただきました。

ここで得られたものは、これまで通りの仕事をしていただけでは決して得られなかったと思います。とても貴重な時間でした。

 

合格の決め手

一番はしっかりとした準備だと思います。

学校や教員の方々の調査、予備校選びや学習計画、研究計画書や面接対策など、ビジネススクールを受験する上でやらなくてはいけないことは沢山あります。

できるだけ早く決めて準備を進めることが一番だと思います。

しかし、ビジネススクールを目指す方の大半は、仕事と並行している方が多く、上手く時間が取りづらかったり、どうすればいいか分からないという方も多いと思います。

そういった場合は、予備校に通うというのも有意義な選択肢だと思います。

 

これから受験予定の方へ

ビジネススクールを目指すと決めたら、できるだけ早く情報収集して、対策に取り組んでもらうといいと思います。

また、ビジネススクールの受験は、一般的な大学受験の勉強と異なり、明確な正解がない試験です。

独学だけで進めると、研究計画書や小論文などが一人よがりに陥ってしまう可能性もあります。

自身で書いたものは職場や友人など、いろんな人に見てもらうことも大事です。

予備校は決して安いところではないですが、ビジネススクール受験のノウハウが詰まっており、周囲に見てもらえる人がいない方や、最短ルートで合格を目指したい方は費用対効果を考えると、一考の余地があると思います。少なくとも私は予備校に通ってよかったと思っています。

自戒の念を込めてにもなりますが、ビジネススクールを目指したモチベーション、そして周囲に対する感謝を忘れないことが大事だと思います。

受験を突破しても燃え尽きず、ビジネススクールを目指した時の志を忘れないようにしたいです。

加えて、ビジネススクールに行くためには家族や職場、多くの人から理解や支援がなければ実現できません。

それらに感謝し、卒業した後は、会社や社会に貢献することを忘れないようにしたいです。

最後に、これから受験される方の健闘をお祈り申し上げます。そして、私の体験談がお役に立つと幸いです。

 

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