斉 真希さん/早稲田大学ビジネススクール
プロフィール
お名前 | 斉 真希さん |
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ご経歴 | 外資系コンサルティング企業で日系自動車メーカーの新規事業戦略策定に3年間関わった後、リクルートのAirレジ事業(現Air Business Tool)で中小企業の業務支援SaaS事業部にてプロダクトマネジメントを経験。2021年より家業のスーツケースメーカーである株式会社ティーアンドエスの代表を務めている。コロナ禍にV字回復を達成。 株式会社ティーアンドエス:https://www.tands-luggage.jp/ |
合格校 | 早稲田大学大学院 経営管理研究科(早稲田大学ビジネススクール) 夜間主総合2023年度入学 |
合格者様のゲストスピーチ 斉 真希さん
ビジネススクールを目指そうと思った理由
MBAに行きたい思いは経営者になる前からありました。
大学は人文科学が中心だったため、ビジネスの知識がないまま経営コンサルティング企業に入り、いつかMBAに行って体系的に経営を学び、もっと高い視座・視点からマネジメントできるように努めたいと思っていました。
そして会社を経営してから、自分のためだけでなく、会社の成長のためにも自身の知識を補充する大事さを感じています。
私の勤務経験もまだ浅いですし、仕事上で異業種の方と接する機会が少なく、経営者という立場上周りから自分へのフィードバックも少ないため、自分の能力を上げるチャンス・視野を広げる機会も少なくなっています。
様々なバックグラウンドの教授やクラスメイトと交流することにより、周囲から刺激を受け、自身の成長を促したいと思っています。
学校の選定理由
今の仕事を中断してMBAに通う事は現実的ではないので、パートタイムのプログラムを探していた中、アカデミックと実業家両方が在籍している早稲田大学ビジネススクールを見つけました。
アントレプレナーシップや経営戦略系の教授も多く在籍しているので、適していると思いました。
予備校に通おうと思った理由
理由については2つあります。
1つ目は私が日本語ネイティブではないため、研究計画書を第三者に確認してもらいたかったことと、日本語の筆記試験対策を行いたかったためです。
内容の確認はもちろんですが、アカデミックな文章として正しい日本語かどうかのチェックもしてもらいたいと思っていました。
2つ目は受験までの期間が短かったので効率的に受験対策を行いたいと思ったことです。
日々の業務の中、短い期間で受験対策を行うには独学よりも予備校に通った方が効率的だと考えました。
MBAゼミナールに決めた理由
まだ予備校をスタートしたばかりとのことでしたが、おそらく大手と比べて小さいところだからこそ講師の方の顔が見えるという気がしました。
また、新しいからこそ一生懸命で手厚く取り組んでくれるのでは無いかとも考えました。
元々早稲田大学ビジネススクールを志望していましたので、講師の方が早稲田大学ビジネススクール卒ということで自分に合っているかどうかも相談できました。
入試対策について
まずは研究計画書を作成し、小論文対策を行いました。
その後1次試験に合格してから面接対策に取り組みました。
1、研究計画書
講義や添削の中で特に良かったのがストーリー性を意識するということです。
自分だけで考えると1つの設問に対する部分最適な回答を考えがちですが、全ての設問を踏まえた研究計画書の全体最適としてストーリ性を意識すると良いと思います。
また、過去の合格者の研究計画書を見て分析を行う講義もあり、合格レベルがどの程度なのかもわかりました。
2、筆記試験
具体的には講義で行なった過去問は全て手書きで時間を測って練習をしました。
時間配分を意識することで、本番でも慌てずに問題を解くことに繋がったと感じています。
3、面接
面接対策講義でビジネススクールの面接でよくある質疑応答集があるのですが、回答を考えることで自分の過去や考えについてまとめる機会にもなり、プロセスを楽しむことも重要です。
また、志望校の教員が書かれている興味があった本を数冊読みました。
受験をしてみて感じたこと
受験対策の間は本当にビジネススクールに通うモチベーションがあるのかを自分に問いかけるきっかけになりました。
自問をすることで自分に足りないものや本気度を知ることができると思います。
また、チャレンジしたことが従業員にも応援してもらえるなど周りにも良い影響を与えることに繋がりました。
自分自身の振り返りの良いきっかけにもなるでしょう。
合格の決め手
日本語のテストが初めてだったため、小論文がうまくいったのが大きかったと思います。
これから受験予定の方へ
仕事をしながら受験対策をすることは大変ではありますが、本当にビジネススクールに行きたいのかといった自問にもなり、アプライすること自体が良い経験になると思いました。
また、講義や添削などを通じて、自分でも気づいてない経験や強みにも気付く機会になったとも感じています。