筑波大学大学院 国際経営プロフェッショナル専攻についての入試、プログラムと費用について

筑波大学大学院 国際経営プロフェッショナル専攻について

筑波大学大学院 国際経営プロフェッショナル専攻とは

筑波大学大学院 国際経営プロフェッショナル専攻とは東京都文京区大塚にキャンパスを構える筑波大学の英語プログラムの経営大学院です。

2005年から国際ビジネスにおいて活躍するグローバルマネジャーを育成する専門職大学院(ビジネススクール)として開設され、ほとんどの科目が国際ビジネスの共通言語である英語により開講されています。

約半数が外国人教員という国際性豊かな教育環境で、世界各国から来日したビジネスパーソンが学ぶグローバルなビジネススクールです。

教育の特色として、ビジネススクールの基盤領域である①組織経営、②事業戦略に、国際ビジネスに必須な③国際対応、日本的経営の強みである④応用情報を加えた4領域の学際的なアプローチにより、国際力・情報力に優れた実践的マネジメント能力の育成を目指しています。

修了学期には知識を技能へと進化させる国内外での企業実習科目「ビジネスプロジェクト」を導入しています。

基本情報

学校名 筑波大学大学院 国際経営プロフェッショナル専攻(筑波大学MBA-IB)
プログラム 夜間
入学試験時期
(2025年4月入学)
出願期間 8月27日(火)~9月13日(金)、1次結果 10月18日(金)、2次試験(面接) 11月9日(土)/11月10日(日)、2次結果12月6日(金)
入学試験内容 書類選考、面接
入学倍率 志願者数:61名、合格者数:37名、1.64倍
※入学倍率は2024年度で、弊社調査によるもののため実際とは異なる可能性もございます。
国際認証 なし
ゼミ活動 あり
修士論文 あり
平均年齢 約35.9歳
学費 2年間合計費用:1,353,600円
住所 〒112-0012
東京都文京区大塚3-29-1
電話番号 03-3942-6918

URL https://www.mbaib.gsbs.tsukuba.ac.jp/
※最新情報については上記公式サイトからご確認下さい。

特徴について

筑波大学大学院 国際経営プロフェッショナル専攻について
国際競争力の高いグローバルマネジャーの育成

アジアを中心とした留学生、多種多様な業種からの現役ビジネスパーソンが机を並べ、英語で議論を戦わすことが筑波大学大学院 国際経営プロフェッショナル専攻で学ぶ大きな強みです。
国際競争力を高め、アジアを代表するビジネススクールとして、毎年10カ国以上の学生が通っています。

理論と実践の融合を目指した4つの教育領域

国内外で研究者として多くの実績を持つ教員、海外の著名大学において教育研究に携わった教員、実業界におけるトップリーダーとしての経歴を持つ教員など、多彩な教授陣が「アカデミズムと実践の融合」を実現するプログラムを提供。
本専攻には,下記のとおり4つの教育領域が設置されています。

①組織経営領域:経営目標に基づく効率的な資源配分と目標達成のための組織マネジメント技能を育成
②事業戦略領域:競争優位性のある経営戦略を立案・遂行する技能を育成
③国際対応領域:国際経営環境における事業運営の技法や異文化理解を促進する技能を育成
④応用情報領域:情報収集・分析に基づき情報技術に支援されたプロジェクトマネジメント技能を育成

多様なニーズに応える充実した留学プログラム

グローバルマネージャー育成を目的としていることから留学プログラムも充実しています。
筑波短期留学プログラム (TSSP) という名称で、アメリカや香港、タイなど9つの海外主要大学と交換プログラムを締結。
留学先で取得した単位は卒業の単位にカウントされます。

グローバルネットワーキング

協定校で学ぶ機会や海外のグローバル企業を訪問する機会もあります。
例えば持続可能性と企業の社会的責任に焦点を当てているドイツのさまざまな企業や機関を訪問したり、ベルギーでのサマープログラム、タイでのケースコンテストに応募するなど他の学校ではない経験やネットワーキングに繋がっています。

 

入試について

入試について

 

入試対策について

入試対策は研究計画書の対策を元に面接対策も合わせて考える必要がありますので、①自身の実務経験(実務経験がない方は学業)を元に問題意識の提示、②問題意識を解決する方法と仮説構築、③筑波でなぜ研究する必要があるのかといったことを論理的に纏めましょう。
研究計画書は英語での記載が求められるため、英語があまり得意ではない場合には遅くとも2〜3ヶ月前くらいから準備しておくことがおすすめです。
面接は3名の教授で30分前後で行われることが多く、研究計画書で記載したことを中心に聞かれるため、論理的に答えられるようにしておきましょう。
また、Analyticalについては日頃から英字新聞や英語のビジネス本を読むなどしておくと良いでしょう。
受験生はTOEIC900点前後の方が多いため、英語の準備も早めにしておきましょう。

 

入試日程について

2022年度は出願期間 9月6日(火)~9月24日(土)、1次結果 10月21日(金)、2次試験(面接) 11月12日(土)/11月13日(日)、2次結果 12月2日となっております。

 

プログラムと費用について

2年間合計費用:1,353,600円です。
また、各種奨学金や教育訓練給付金の支給が適用される場合もありますので、入学前に該当するものはないか調べてみても良いと思います。

授業内容について

教員の授業スタイルは多種多様です。
戦略系やマーケティングの授業はケースメソッドを利用した授業が多く、会計やファイナンスなどは講義形式の授業もあります。
グループでのプレゼンをする機会も多く、調査・分析や資料作成を交えて活発に議論を行うことも多いです。

ケースメソッド

ケースメソッドでは教員が独自に作成したものから海外ビジネススクールのケースを利用するものまで幅広くあります。
ビジネスケースに綴られているのは、実在する企業が日々直面している経営課題です。
経営者の視点に立って、ビジネスケースを読み解き、議論を繰り返す必要があります。
多様な事例を元に経営者意思決定を擬似体験することで、実践的なマネジメント力を高めていることが特徴です。

ゼミ活動

ゼミ活動として専属の教員が付いた上で修士論文があります。
ゼミは2年生からとなっており、希望のゼミを1〜3位まで決めて提出します。
マーケティング系のゼミが比較的人気になることが多いようです。
在学生はもちろん、OBOGや後輩との繋がりなど重要なネットワークコミュニティになるのは間違いありません。

オンラインへの取り組み

新型コロナウイルスの感染拡大を背景にオンライン授業への移行もしてきました。
2022年度は教室でのリアル授業に戻っていますが、今後の状況によってはオンライン授業を取り入れながらになる可能性も考えられます。

評判について

高度な国際ビジネスにおいて活躍するグローバルマネジャーを育成すると評判です。
元々海外ビジネススクールに興味関心がある方で、仕事を続けながら日本で英語のプログラムに通いたいという方にも好評です。
茗荷谷駅からアクセスしやすい立地と、平日夜から授業がスタートするため社会人にも通いやすいと言えるでしょう。

学生について

学生は日本人が多いですが、留学生や交換留学生も多く見受けられます。
日本人は30代〜40代のミドルマネジメント層が中心で、留学生は大学卒業後や第二新卒くらいの若手の方も多いです。
様々な年代の多様なバックボーンを持った学生同士の議論はあらゆる角度から検証し強固なものとしています。
普段のお仕事における役職は関係なくフラットに議論できる環境ですが、特に実務経験の長い学生からの意見は教科書では学ぶことの出来ない現場の生の声を伝えていることが多いと言えるでしょう。

卒業生の進路について

所属している企業でキャリアアップを目指している方が多いですが、授業を共にする仲間に刺激されて在学中に転職する学生や、起業を志す学生も見受けられます。

おすすめの方

筑波大学大学院 国際経営プロフェッショナル専攻は英語のプログラムということで留学生も多いことため、グローバルビジネスに興味関心がある方におすすめです。
また、国立のMBAコースで授業料が私立と比べて安く、少人数制でじっくり学びたい方に人気があります。
実践的な教育環境の提供に定評があり、マネジメントやリーダーシップに関心がある方にもピッタリの学校と言えるのではないでしょうか。
また、留学制度も充実しているため海外での学習に興味がある方にもおすすめです。

 

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